2014年の春から
心臓の検査を年に2回
今回 計8回目の定期検査です
2017年12月11日(月)に
yukiが代休を取って
沙羅を連れていきました(蓮も)
2017年12月11日(月)に
yukiが代休を取って
沙羅を連れていきました(蓮も)
薬(エナラブリル)を飲み始めたのが
2015年の暮れ
カルベジロールが追加され2種類の薬を飲み始めたのが
2017年の夏
さてさて 今回の結果は。。。
心エコー検査
エコー中に不整脈なし 心拍数70~100
中等度の僧帽弁逆流(MR)
軽度の三尖弁逆流(TR)
軽度の肺動脈弁逆流(PR)
この辺りは2年前から同様の所見です
診断としては
軽度の心臓弁膜症と
それに伴う
上記の血液の逆流
と
心不全の悪化
(左心系容量負荷上昇が存在すると考えられ 悪化傾向と判定)
でも
心不全分類は ISACHC クラス1b
(ACVIM分類 ステージB2)
で 2年前と変わらずです
さてさて 今回の結果は。。。
心エコー検査
エコー中に不整脈なし 心拍数70~100
中等度の僧帽弁逆流(MR)
軽度の三尖弁逆流(TR)
軽度の肺動脈弁逆流(PR)
この辺りは2年前から同様の所見です
診断としては
軽度の心臓弁膜症と
それに伴う
上記の血液の逆流
と
心不全の悪化
(左心系容量負荷上昇が存在すると考えられ 悪化傾向と判定)
でも
心不全分類は ISACHC クラス1b
(ACVIM分類 ステージB2)
で 2年前と変わらずです
投薬治療によって
心不全進行速度は緩やかに保たれている
それでも 悪化は認められるので
内科的治療の強化 → 薬が増える
ってことになりそうです
現状の エナラブリル 0.70mg/kg
カルベシロール 0.17mg/kg に
ピモベンダン 0.25mg/kg,bid
が加わることになるかも。。。
今までの半年に一度の検査を
次回は4ヶ月後の4月に行い
増薬の判断となるのではないかと思われます
これからは 年3回の検査で
沙羅の心臓の状態を
チェックしていくことになりそうです
沙羅
8歳と5ヶ月
人でいうと49歳
まだまだこれから
一緒に楽しんで
暮らしていきます!
以下 追記(12/23)
ピモベンダンってどんな薬だろ?
と思い ちょっと調べてみた
以下 ざっくり
ピモベンダンは強心薬で
心筋の収縮性を向上させ
心拍出量を増加
犬においては0.1mg/kgから心収縮力を増加させ
血管の拡張・左心房圧の低下等により QOL、生命予後が改善
QOLってなんだ?と思ったら
どーやら quality of life の略みたい
人(犬)生の質ってことね
副作用としては
左心房圧の低下により 僧帽弁の逆流量の増加
僧帽弁の肥厚や出血病変の危惧
↑ まずくないか?
AVCIM
(American college of Veterinary Internal Medicine)
アメリカ獣医内科学学会のピモベンダン使用のガイドラインによると
ACVIM分類 ステージCから ピモベンダンを投与となっている様なので
ステージB2 の 沙羅が
ステージCになる日も近いとゆーことか。。。
ステージB2の症例であっても
かなり心拡大が進行し
いつ肺水腫を発症してもおかしくない
という症例に対し
ピモベンダンの投与を開始して
良い結果がでた例も少なくない
なーんて記述も見つけたけど。。。
飼い主として
どう判断するか
いろいろ考える
0 件のコメント:
コメントを投稿