2022年8月19日金曜日

やさグレ登山隊が行く 日本三大急登 黒戸尾根~甲斐駒ヶ岳 DAY2



7月10日(日)

甲斐駒ヶ岳 2日目は

早朝に出発しての

山頂アタック


標高差約2200mの

山頂で見る景色はいかに!




昨晩19時前には眠りについた

最初に目が覚めたのは

夜中の0時を過ぎていたと思う


その後は1時間おきくらいにめが覚めて

3時まえに起床


朝は3分で出来るモンベルのリゾッタシリーズ

前の日に沸かしたお湯をサーモボトルに入れておいたので

直ぐに朝ごはん食べることができて

時間にも余裕が生まれる。。。


パラパラと雨がテントのフライシートをたたく音が。。。

マジか。。。



アタックザックに

ハイドレーションとカメラを入れて


4時 テン場を出発


カメラはザックの中なので

スマホで撮っていく


八合目の御來迎場で

ご来光見て。。。なんて考えていたが

まったくもって無理なので

地道に山頂を目指す



高度感はないが そこそこの鎖場がいくつも出てくるので

それはそれで楽しかったりする



時折 どっから登る?的な

ぱっと見ルートに悩むところもあったけど

登れないよーなハードな所はない



烏帽子岩に刺さる 二本剣

この右奥には鳳凰三山とその向こうに富士山

が見えるはずなんだけどね~


見たかった。。。



八合目から上は

一山一山乗り越えて

山頂に近づいていくイメージ



ガスで景色はなーんも見えません



5:59(+1h59min.)駒ケ岳神社本社まで来た



ついに山頂も視界に。。。


あともう少し



北沢峠からのルートとの合流点を過ぎ



山頂の石の祠の前に


感無量。。。


でも写真で見たのと比べて

草鞋の数が少ないな。。。

なんて思ったりして



そして6:05(+2h05min.)



甲斐駒ヶ岳2967m山頂

頂きました!


尾白川渓谷(770m)から

累積標高差2600m以上


上がって来られるものだ~


しかーし

山頂からの眺望は0の

真っ白けの世界



20分たらずで下山開始(6:23)


リベンジする時は

北沢峠から登るだな。。。w



二本剣や



ここにも剣があったり

登拝の軌跡がいたるところに。。。


時間がかかるのではと心配していた下りも

1時間半くらいでテン場に戻ってきて(7:49)



濡れたテントを



撤収完了(9:00)



9:25 七丈小屋を出発します(+0h00min.)



こうやって見ると



まあまあなとこ登って来たな。。。w



見下ろすとこんな感じ



垂直なハシゴも無事通過



今でも登拝修行されている駒ケ岳講は

行われているわけで

そんな厳かな雰囲気も

黒戸尾根の良いところ



ハシゴが多いのも



黒戸尾根の良いところ。。。w



五合目まで下りてきた(10:10)(+0h45min.)

ここから少し登り返して



五丈小屋跡を通過(10:29)(+1h04min.)

この標識 「下山道↑」 ってのが面白い

ここから黒戸山の巻道で

一旦登ってから



下ったところが刀利天狗(四合目)(11:02)(+1h37min.)



ずんずん下って



刃渡り(11:23)(+1h53min.)



ここから激坂が続くので一旦休憩してから

トレッキングポールをだして



下って行きます



二合目(12:19)(+2h54min.)で休憩



ここで標高差も距離も七丈小屋から約半分だからね



12:52笹野平通過(+3h27min.)



もう前腿(大腿四頭筋)がパンパン



14:25 やっと吊り橋(+5h00min.)



14:35(+5h10min.) 尾白川渓谷駐車場(770m)まで戻って来た~


二日目の行程はこんな感じ↓

地理院地図            

二日目の歩行沿面距離は 12.42km

累積標高 上り 981m 下り 2608m

でした(山旅ロガー計測)


天候には恵まれず

途中で撤退もあるかもと

覚悟の上での山行だったけど

山頂を頂いてこれたことは

一つの自信となった気がするので

これからの山の選択肢は

広がって行くことでしょう


(日本百名山の深田久弥氏はこの黒戸尾根を

日本アルプスで一番きついルート

と言っていたらしいことを今知りましたw)


おしまい



おまけ↓






2022年8月4日木曜日

やさグレ登山隊が行く 日本三大急登 黒戸尾根~甲斐駒ヶ岳 DAY1

 


7月9日(土)

やさグレ登山隊 出動してまいりました


遂に 南アルプスは甲斐駒ヶ岳(2967m)へ

日本三大急登の黒戸尾根で挑みます


尾白川渓谷駐車場(770m)を出発し

七合目にある七丈小屋(2350m)でテント泊し

翌日の早朝に山頂(2967m)へアタックする予定


初日の標高差1580mに

多少ビビりながらも

行ける所まででも構わないからと

黒戸尾根で行くことに決めたのでした~




7月8日(金)

23時前には尾白川渓谷駐車場へ到着

7月9日(土)朝6時に出発予定なので

5時前には目が覚めた


フロントガラスが濡れているので

夜露?朝露?と思って外を見ると

地面も濡れてる。。。

まさか!と思って外に出ると

しとしとと雨。。。

マジか~!

いやいや天気予報は曇りだったでしょ~!



少しずつ強まる雨脚に

なかなか出発の決心がつかず



予定より25分遅れで出発!

(6:25)(770m)(+0h00min.)



竹宇駒ケ岳神社で安全祈願して



尾白川に架かる



吊り橋を渡ると



黒戸尾根のスタート



小雨降る中



地道に登ること2時間以上



ようやく笹野平の分岐(1530m)に到着(8:39)(+2h14min.)

標識には「甲斐駒ヶ岳7時間」って書いてある

有名(?)な笹野平です



二合目に到着したのが 9:26 (+3h01min.)

ここでこの日の行程の距離も標高も約半分ってところらしー



八丁坂の急登で

更に標高を上げて行き



刃渡りに到着(1950m)(10:55)(+4h30min.)



朝の雨は止んだけど ガスガスで何も眺望は無し。。。


それでもここまで登ってくれば

ひと段落な感があるので

また新たな気持ちで先に進みます



そして遂に(?)ハシゴゾーン登場

ハシゴなかったら登るの大変そーだものね



刀利天狗(2049m)(四合目)に到着(11:20)(+4h55min.)

北沢峠(黒戸尾根の反対側の登山口)の標高が

ここ刀利天狗とほぼ一緒って

花谷さんも言ってたところ

とゆーことは単純に考えて

反対側の北沢峠から登れば

約5時間短縮できるってことか。。。w



刀利天狗から先は五合目に向けて

黒戸山の北側をトラバースしてから

下っていくと



五丈小屋跡に到着(12:29)(+6h04min.)



ここでお昼ご飯休憩



前回の越前岳同様に

完全飯の大豆グラノーラで

手短に済ます



五丈小屋跡から更に少し下ったところが五合目



ここから沢山ハシゴが登場



一発目が長い



いろんなところに石碑石柱の類があって

登拝の山らしい感満載



六号に向かっても

なかなか登る


とこのあと

カメラのバッテリーが尽きて

予備バッテリーに交換しようと思ったら

見つからず

でスマホで撮っていきます



六合過ぎて七条小屋手前のハシゴ



少し青空も見え始めた


そして14:17

(+7h26min.)

七条小屋に到着~!



何はともあれ乾杯!

一番搾り600円なーり



青空!

翌日の眺望に期待



第一テント場にするか第二にするか

考えに考えて

第一テント場に決定


理由は

第二は第一よりさらに上に登ったところにあり

トイレまで遠くなることと

第二の方が眺望の開けたところが空いていたが

ガスッていて何も見えない

からです


テント設営後

改めて落ち着いて探したら

カメラの予備バッテリー

ちゃんとあったので

カメラ復活



↑この日 誕生日を迎えた人↑

おめでとーございます



晩御飯は90秒パスタのビーフシチュー

安定の美味しさ



そして次の日に備えて

18時半過ぎ頃に就寝



この日のコースはこんな感じ↓


地理院地図            

沿面距離 9.58km

累積標高 上り2060m 下り434m

でした~


疲れたことは疲れたけど

登山体質を育んできたおかげか

思っていたほど

死ぬ思いはしなかったので

それなりにここまで歩んできたな

と実感した一日でした



つづく


おまけ↓