2021年12月25日土曜日

蓮の慢性腎炎と再生医療


 

2021年12月11日におこなった

蓮の腎臓の検査の結果を

12月19日に聞きに行ってきました


診断の結果は

「慢性糸球体腎炎」


今後の治療方針について

説明も受けました


自分が理解した内容と

検査結果報告書等の内容を

覚書的に記します




2020年6月頃から

血液生化学的検査結果の

血中窒素濃度(BUN)

クレアチニン(CRE)

リン(P)の数値が

段階的に増えていたため

2021年6月の血液検査後

動物性たんぱく質の間食を

与えないように獣医師から勧められ

9月の検査後からは

動物性たんぱく質は与えず

処方食に切り替え

11月の検査後から

指定の処方食に切り替えて

12月11日に再検査


今回の検査で

初めて

血液生化学的検査の数値は

若干下がった



また12月の検査では

尿中たんぱくとクレアチニンの比

UPCを 初めて検査して

正常値 0~0.5のところ

蓮の数値は 8.76

実に17倍以上の数値


エコー検査も行いました


検査の結果から

最重度の尿中アルブミンの漏出ならびに

軽度の炎症マーカーの増多を伴う

慢性糸球体腎炎との診断

それに起因すると考えられる

慢性腎臓病

(IRISステージ2~3の移行期)


この診断によって

腎臓病処方食の継続と

吸着炭サプリの継続


尿中へのたんぱくの漏出が重度なため

テルミサルタンの投与開始

となりました

(犬へのテルミサルタンの投与は

認可が下りていないため

効用外使用となるようです)


3か月後の再検査で

改善が見られない場合は

スピロノラクトン

さらに改善が認められない場合は

ベナゼプリルの併用を

検討しないといけないとのこと


自己免疫性疾患としての

糸球体腎炎

については

免疫抑制容量での

副腎皮質ホルモンの投与と

免疫抑制剤の投与が

学問的に勧められます

とのこと


この副腎皮質ホルモンと免疫抑制剤は

自己免疫性血小板減少症になった2018年の8月から

ずっと服用してきて

ステロイドは今年の頭くらいから無しに

そして免疫抑制剤は

最近半量にしたところなので

糸球体腎炎に対する

その効果には疑問が残る。。。



なので

獣医再生医療

を行うことにしました


まず第一段階として

1週間に1回の投与を計3回

その後

1か月に1回の投与を計3回の予定


蓮がおこなう再生医療は

脂肪由来間葉系幹細胞療法
(しぼうゆらいかんようけいかんさいぼうりょうほう)

人から採取した脂肪組織から抽出し培養した

脂肪由来間葉系幹細胞を

点滴で血管に投与して

蓮の糸球体の細胞の修復や再生を促す

ことを目指します

(尿中たんぱく/クレアチニン比(UPC)が5.0以上を示す犬は治療に反応しにくく

1.0以上を示す慢性腎臓病の犬は1.0未満の犬と比較すると腎機能低下の進行が早く

生存期間が短いと報告されています。。。との記載あり)


半ば実験的な治療の気もするけど

今のうちに少しでも腎臓の機能を保持回復できれば

と考えています



第1回目が21年12月29日

2回目が22年1月5日

3回目が22年1月12日の予定


とりあえず。。。以上




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