2018年6月9日土曜日

やさグレ登山隊が行く! 硫黄岳~横岳 その2



6月2日(土)

やさグレ登山隊 3名は

赤岳鉱泉にテントを張って

硫黄岳から横岳を

頂いてまいりました


横岳山頂から地蔵ノ頭までの

岩稜帯のスリリングなUp Downは

楽しいんだけど 長い!

ってのが正直なところ。。。ですw





硫黄岳山荘(2650m)でお昼ご飯を食べて

再び横岳を目指して出発(12:30)


西(右)側からガスがあがってきてます



この梯子を上がったところは 70cmくらいしか岩の幅がないのだ


そこからのトラバースは なかなかスリリング


ここを這い上がれば


横岳(2829m)に到着!(13:10)


もちょっとテンションあげてったほうが良いのでは?

と感じる写真。。。w


素手の人いるし。。。


振り返れば


奥に硫黄岳と左手前に大同心


あとは 岩稜を地蔵ノ頭を目指して歩きます

あ!グローブした


東側(左)と西側(右)で山容が全く違うのが良くわかる


楽しい稜線歩き


まだ開ききってない 九十九草


本州では 八ヶ岳と 北アルプスの白馬岳と雪倉岳にしか咲かない

貴重な高山植物だそーですyo

写真撮ってる人結構いたものね


三叉峰を通過して(13:30)


梯子と鎖がたくさんある稜線を行く


石尊大権現が祭られてる 石尊峰を通過(13:40)


赤岳をずっと見ながら稜線を進みます


鉾岳をまいて


日ノ岳からの下りも迫力物


赤岳と阿弥陀岳をバックに ベースキャンプの赤岳鉱泉を見おろす


大きな岩を左からまいて


よーやく 二十三夜峰 (14:15)


振り返って

一番高く見えるところが日ノ岳かな?


そして やっと

地蔵尾根の分岐となる地蔵ノ頭を通過(14:30)

その距離800Mにも及ぶ岩稜歩きが終了



ちょっと余談


今回の山行では

ヘルメットかぶっている人が多かった印象


赤岳鉱泉・行者小屋では

山小屋より上に登る人には

着用を推奨していて

¥500くらいでレンタルもしてました


からかな?


岩稜帯を歩くときはヘルメット着用が

常識になる日も近い?




さて 地蔵尾根を行者小屋まで下山します

CT60分


ここは去年 行者小屋から登ったルート

なので

なーんとなく 勝手がわかる


下ること50分で行者小屋到着(15:20)


このくだりで

爆弾である右膝痛が。。。


まさか初日で導火線に火がつくとは

思わなかった。。。


小休止のあと 赤岳鉱泉を目指します(15:30)


赤岳鉱泉の方が行者小屋よりも150mほど標高が低いので

中山乗越を過ぎれば 下りです

膝に来ます。。。w


途中 谷筋に出たところで

今日歩いた稜線を見上げることができる。。。


無事 テントのある赤岳鉱泉に帰着(16:05)

CT10分オーバー


ザックおろして真っ先に

ビールでしょ!。。。w

晩ごはんの16:45まで

小屋の前のベンチで過ごします



さてさて

やさグレ登山隊にとって

初の山小屋で頂く晩御飯


今日の夕食のメニューはなんだ~?

って 期待通りのステーキ~!

(赤岳鉱泉の豪華夕飯ステーキはちょっと有名)


一応日替わりメニューなので

当日に決まるらしいです


御飯とスープはおかわり自由


御飯半分おかわりしちゃった


食後にテントにもどろうとしたら

ワタクシのサンダルが 間違えられたのか

下足棚から消失してた


hiroくんが間違えた人を探しに行ってくれたけど

あきらめモードの自分は

noriちゃんにテントから靴を取ってきてくれるよー頼んでた


すると靴が来るよりも早くに

「見つけたぜ~!」

ってhiroくんが戻ってきて

事なきを得たってハプニングあり


それにしてもよく見つけたな。。。さすがだ

Thanks



そしてテントに戻って

反省会とゆーなの宴 開始


一緒にワインを飲むはずの人が

熱だして来れなかったので

少な目にワイン持ってきたら

足りなくなっちゃって

小屋でグラスワイン二つ購入するはめに!


2時間くらい反省会をして

20時ころ散会


21時前に 就寝


途中何度も目が覚めたけど

風もなく 結露もなく 寒くもなく

穏やかなテント泊だった




翌朝 5時起床

たぶん気温は5℃前後

(温度計の数字がよく見えないのyo)


当初の予定では

2日目起床後

中山乗り越しから中山展望台まで行こう

なんて思っていたのだけど

右膝のこともあるので

あっさり断念


6時頃 朝ごはん

その後のんびり撤収して


小屋前のベンチで淹れてもらったコーヒーを飲んでから


下山しま~す(8:40)

美濃戸山荘まではCT90分


腸脛靭帯炎用のバンドを膝に装着したためか

去年ほどの痛みを感じることなく


それでも びっこたんびっこたんと二人の後を追いかける

新緑のまぶしい北沢ルート


9:35 堰堤広場まで下りてきて


ここからは 林道歩き


美濃戸山荘そばの 南沢と北沢の分岐を通過し(10:15)


無事 赤岳山荘までもどって来ました~(10:20)

赤岳鉱泉から美濃戸山荘まで

CT90分なので 5分くらい多くかかっただけで済んだ


↑ 今回のルートはこんな感じ 


山旅ロガーの測定で

初日 沿面距離13.13km 累積標高(上り)1630m(下り)1101m

2日目 沿面距離4.5km 累積標高(上り)165m(下り)676m

でございました


車に戻った後は

もみの湯でさっぱりして

たてしな自由農園で野菜を買って

15時過ぎに 無事 帰宅


お留守番の わん・にゃん と

飼い主(♀)の皆様に感謝



今回の教訓としては

右膝の爆弾が破裂するのは既定条件として

初めから腸脛靭帯炎用バンドを装着すること

鎮痛消炎剤を持参すること

ストレッチをちゃんとすること

ですかね。。。w





2016に 編笠山(2524)権現岳(2715)

2017に 赤岳(2899)阿弥陀岳(2805)

2018に 硫黄岳(2760)と横岳(2829)

で 南八ヶ岳は最後となります


さてさて

次は南アルプスあたりでも

行ってみますか



おしまい

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