2019年6月11日火曜日

やさグレ登山隊が行く! 南アルプス鳳凰三山 その2



やさグレ登山隊

南アルプス山系は鳳凰三山にチャレンジ


しかしながら

ドンドコ沢にやられて

意気消沈


なんとしても地蔵ヶ岳の

オベリスクは間近でおがんで帰らねば!

の一念での二日目







6月2日 深夜1時頃に

目が覚めた


早立ちの人たちは

既に行動開始している模様


去年 一昨年と

下山時に右膝の外側に疼痛

腸脛靭帯炎が出て

歩行に難儀しているので

今年はならないようにと

サロメチールを持参していたのに

寝る前に塗るのを忘れていたので

この時塗ってみる。。。w


今回は痛くなりませんよーに


自分達は5時出発なので

もう一眠り。。。




3時半頃に起きて 朝ごはん

イオンの90秒パスタ100gとアマノフーズのビーフシチュー×2で


ビーフシチューパスタ

安定の美味しさ


茹で汁残らないし 後片付けも楽ちん




さてさて

結局 フル装備のザック担いで

三山を頂いて回るのは

シンドイと判断

よって

テントはこのまま鳳凰小屋のテン場に置いて

サブザックにハイドレーションをセットして


地蔵ヶ岳を目指します!(5:00)


鳳凰小屋から その距離1km!


天気は薄曇りってところでしょーか


残雪はあるものの 普通に歩けます



ところどころに花崗岩の痕跡か



樹林帯を抜けて


森林限界近くから

(ここにザック デポってる人もいるね)



白砂地獄がはじまります



オベリスクはもうすぐそこ



まぁ 進むのに時間がかかりますが

一歩一歩 オベリスクに近づいていく感じが

自分は好きです


何と言っても ゴールが見えてるから



振り返れば 雲海に浮かぶのは奥秩父の山並みかな?



そして観音ヶ岳の向こうに 富士山も!



オベリスクまでもう少し



オベリスクを目指してきたので

賽の河原をパスして登ってきてしまった(6:00)

右後ろに甲斐駒~



ここまでくれば 観音ヶ岳も目の前だったのにね

今思えば 行けたかもな~w


そっか!

地蔵~観音と頂いて

鳳凰小屋へ戻るルートもあったじゃん!

って あとのまつりだ。。。


でも 地蔵~観音はCTより時間がかかるらしいので

あきらめたのは正解だったのでしょう



北側には 甲斐駒と その向こうに北アルプスの山々


やっぱり

森林限界を超えたご褒美は格別の眺望


su-sanと合流して 写真撮ったりしてから



賽の河原へ



ここから見る オベリスクが一番カッコ良いかな~



30分くらい 地蔵ヶ岳の山頂を堪能してから

テン場に戻ると


われわれのテントだけしか残ってなかった。。。w(7:20)


お湯沸かしてコーヒー飲んで

撤収して

山小屋のStaffの人に挨拶して



昨日登ってきたドンドコ沢で下ります


御座石鉱泉から燕頭山コースで鳳凰小屋の方が

登って来やすいのは知っていたので

青木鉱泉へピストンするなら

御座石鉱泉から登ればよかったな~

なんて思いながら。。。w


鳳凰小屋 ~ 青木鉱泉 は

CT3時間50分 なので

われわれは5時間弱ってところかな


13時半くらいには青木鉱泉と思い

8:40 下山開始




この日は すでにガスってきてます



庭園を抜け


五色滝まで40分

CT50分なので 決してわれわれ遅くはないのです。。。w



休憩が長いのかな。。。?


ここで 前日の朝 青木鉱泉にいた二人組の方に

五色滝 すごく良いから見てきた方が良いよと

教えられたのだけど

今後のことを考えて ここは潔く パス。。。w



五色滝からは 一挙に標高下げていきます



なかなかにハード



岩場をへつって


白糸滝(10:05)

ここで会ったのが二人組の方との最後

この後は追いつくことはできませんでした



その後も

倒木をくぐり


くぐりして 下りていく



紫陽花みたいな形した花

葉っぱも少し紫陽花に似てる気がする



苔むした沢を横切り



鳳凰の滝もパスします(11:50)



ぜんまいが伸びたよーなこれ なんだ?



su-sanがザックの雨蓋にはさんでる朱色のソフトシェル



まだ ちゃんとザックにくっついてます


このあたりから 自分が前を行きます



ようやく 南精進ヶ滝の分岐に到着(12:25)

五色滝から2時間55分 (175分)


ヤマケイオンラインだと

CT100分なんですけど~



ちょっとこの間のCTは厳しすぎやしませんか。。。って



13時半に青木鉱泉は難しくなって来た


ここから 青木鉱泉まで CT80分


ここまで下りてくるのに

すでに腿はパンパンですが

膝の爆弾が破裂してないだけ

ぜんぜんマシです



南精進ヶ滝を過ぎても まだまだ斜度きつく

辟易とします



平らな道はまだか~?まだか~?と思いながら


青木鉱泉 川沿ルート(13:45)


この辺りで 後続の方がsu-sanを呼びとめて

何処で落としたか ソフトシェルを拾ってきてくれました



ありがたや



よーやく TOREKKING IMFORMATION (14:17)



そして 14時20分 青木鉱泉までもどってきました


5時間40分(340分)もかかった(休憩含む)


CT230分なので Total 110分オーバー

南精進ヶ滝からでも35分オーバーでした


まぁ CTは目安みたいなものなので

オーバーするのはOKなのですが

しか~し

あまりにもCTきついと

目安にならないよーな気が。。。w



ここで ソフトシェル拾ってくれた方と

少しお話しましたが

朝5時に青木鉱泉を出て

日帰りで地蔵ヶ岳ピストンしてきたらしいですよ!

年の頃もわれわれとそんなに変わらない気が。。。

朝5時と云えば

われわれが鳳凰小屋から地蔵ヶ岳に出発した時間ですよ!

ホントかな~。。。半信半疑。。。w




                                                                   地理院地図
山旅ロガーでの二日目の測定結果は

平面距離 8.29km

沿面距離 9.26km

累積標高(のぼり)755m

累積標高(くだり)2023m


いや~ よく下って来ました



今回の地蔵ヶ岳で感じたこと


・水は余裕を持って

・行動食は定期的に

・CTを鵜呑みにしない

・膝はケアすればまだ持つ


ってところでしょーか


またまた 登山隊メンバーと

お留守番のみなさん(わんこにゃんこ含む)のおかげで

貴重な経験ができました


感謝



鳳凰三山も

観音ヶ岳(2,841)と薬師ヶ岳(2,780)の

2座を残してきたので

やさグレ登山隊フルメンバーで

チャレンジしに行きたいと思います



おしまい


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