やさグレ登山隊
ついに南アルプス山系へ!
今回は鳳凰三山
地蔵ヶ岳 観音ヶ岳 薬師ヶ岳
をテン泊登山にて
青木鉱泉から左回りに
一挙に頂いてくることに!
青木鉱泉から鳳凰小屋へと登る
ドンドコ沢ルートは
体力が必要とのことで
それなりに準備して臨んだ今回の山行
やさしいイタグレ飼い主(♂)登山隊の
カミセン組が参加できずに
トニセン組だけでのチャレンジ
登山の奥深さを
痛感する山行となりました
6月1日(土)0時過ぎ
青木鉱泉の駐車場着
駐車場は半分くらい埋まっているものの
この先にも路肩に駐車スペースが有り
そちらはまだ車は止まっていない状態
翌朝に備えて すぐに就寝
後部座席を初めてフラットにして寝たので快眠!
5時に起床し 準備して
この時にはもう満車状態
国道20号からここまで来るのに
車がすれ違えない程の幅の道を
10km以上の距離進んでこなければならないのですが
バスも通るのね。。。w
来るとき 道路に鹿いたしね
青木鉱泉(1,100m)
ここで 駐車場料金 ¥1,500-/2日 支払って
(su-san 例の二人組 写ってたよ)
出発前の最終チェック
そーそー
自分 水を用意してくるの忘れて
ここで汲ませていただきまして
2リットルのハイドレーションに
半分強入れました
鳳凰小屋まで行けば
南アルプスの天然水飲み放題とのことなので。。。
それでは鳳凰小屋へ向けて出発!(6:50)
ほどなくして TREKKING IMFORMATION
「無理だと思った時 引き返す勇気がありますか?」
あります!
川沿いに出て 視界が広がる
正面は 薬師ヶ岳かな?
天気良く 歩くとさすがに汗ばむ
のり枠工の工事も一区切りついた様子で
川向うへ迂回することはなくなってました
堰堤を過ぎると 登山道っぽくなっていきます(7:13)
川沿いルートからドンドコ沢ルートへ
山ツツジ?
ドンドコ沢ルートは倒木が多いと聞いていましたが。。。
ホント多かったです
登山道を示すマーキングはしっかりしてます
が
ルート自体は 整備されてるって感じ
では ないです
故に アドベンチャー要素にあふれてます
南精進ヶ滝への分岐(8:40)から
ほどなく 南精進ヶ滝に到着(8:45)
CT110分に対して115分なので
まぁまぁのペースです
ここまでは。。。w
ここで休憩
なかなか見事な滝です
25分も休憩して 再出発(9:10)
ここから 五色の滝までが
ドンドコ沢の山場
標高1,600mくらいから2,100mくらいまで
一挙に登ります
南精進ヶ滝 ~ 五色滝
CT150分
途中 沢を渡るところが
何か所もあります
斜度もキツメ
鳳凰の滝には寄らずに(9:50)
先へ進みます
崩壊地を高巻きするところで
後ろから登ってくるあのザックに見覚え有り(?)
沢の苔むした岩が涼しげですが
相次ぐ急登に
汗だくです。。。
五色滝までの道のりは
なかなか険しい
ここで 後ろからあのザックのグループに抜かされました
hirokunじゃなかったのね。。。w
ところどころ ルートが倒木でふさがれてる
道標も倒れてたりね。。。w
白糸滝はルートから望めるので
ここで休憩(11:40)
南精進ヶ滝から すでに150分経ってるけど
まだ半分くらいしか来てないとゆーこの現実。。。
この先の時間のかかり具合によっては
勇気ある撤退も考え始めたのがこの頃かな。。。
青木鉱泉までくだる時間も考慮に入れて
決断しなければ。。。なんて
朝 ハイドレーションに水を入れる時に
小屋まで行くのに今まで
2リットルを使い切ったことが無かったのと
少しでも荷を軽くしたかった理由から
1.5リットル弱しか入れなかったけど
だんだん残りがわずかになってきた気がする
自分が熱中症とか
歩行不能に陥る訳にいかないんだよなぁ
なんて考えながら先頭を歩いていた時
五色滝までまだ着かないとゆーのに
ハイドレーションから水がでない!
??
ザックをおろし
ハイドレーションを確認するも
まだ少し水は残ってた
念のために この沢で
プラティパスに水を汲んで
再びザックを背負う前に気が付いた
ハイドレーションの
マウスピースのロックがかかってるじゃん!
水出ないわけだ。。。w
それにしても
赤のペンキで文字書くのはどーかと思う
特に一番下のやつなんかは。。。
そんなこんなで
よーやく 五色滝にたどり着いたのが
12:30
南精進ヶ滝から3時間20分(200分)
いや~まいった。。。
この区間は50分オーバー
もちろん滝まで行くことはせず
ここで15分ほど休憩
五色滝から目指す鳳凰小屋までは
CT60分なので
多く見積もって90分くらいか。。。
これなら 現在12:45なので
いくらなんでも
鳳凰小屋まではたどり着けるだろうと
再出発!
まだまだ 急登は続く
ここが登山道 ↑ なかなかワイルド
ふと この疲れの感覚はどこからくるのかが気になった
どうも 脳ミソが疲れているのでは。。。?と
朝 青木鉱泉を出発してから
5時間以上何も口にしていないことに気付き
はじめて行動食を取る
一本満足 プロテインバー
ちょっと 頭が冴えた。。。気がする
あわてなくて済みそーだ
そして 最後の下りは残雪あるものの
アイゼンは全く必要無し
そして日本庭園と呼ばれているとこまでたどり着いて(13:35)
オベリスクが見えた~!
小屋までの最後の登りの前に
最後の休憩
小屋に着いたら
ビール飲みたいね!
飲もう飲もう!
ってことで
最後のひと踏ん張り
鳳凰小屋に
何とか たどり着きました(14:20)
五色滝から95分もかかっちゃった
時間かかり過ぎな気もするけど
いや~きつかった~
Total 7時間30分~!
(休憩含む)
気さくな感じの山小屋のStaffの人に
テント泊の受付をしてもらって
¥1,000/1泊1人 お支払
まだスペースはあったので
早速設営
montbellのテント さすがに多いけど
今回は Nature hike の台頭が目立つ
小屋の前のベンチで遅めのランチタイム(15:00)
su-sanにビール買ってきてもらってる間に
お湯沸かして~
水場はベンチの目の前
南アルプスの天然水
と su-san もどってきて
「ビールないって~」
って。。。
前日 荷揚げのヘリが飛べなかったのは
鳳凰小屋のtwitterで知っていたけど
この日の朝の天気なら飛んでると思ってた。。。
仕方ないので
コーヒー飲んで
テントに戻って 乾杯しました
余力があれば初日に地蔵ヶ岳(2,764)まで頂いて
2日目に観音ヶ岳(2,840)と薬師ヶ岳(2,780)を頂き
中道ルートで下山する予定だったけど
余力なんて全くないので
翌日 空身で地蔵ヶ岳だけ頂き
テント撤収後
ドンドコ沢ルートで下山しよーか
などと話しながら
su-san シュラフにくるまったら
すぐに寝てしまったので
一人ワイン飲みほして
18時前には就寝
地理院地図
初日の山旅ロガーでの測定結果は
平面距離 6.65km
沿面距離 7.52km
累積標高(のぼり)1777m
累積標高(くだり)535m
誤差はあるだろーけど
よく登った1日でした
2日目につづく
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